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スナップ新潟 逸見覚社長が語る学生が起業するメリットとは!

SN@P代表取締役逸見さん

若手起業家の源泉地!スナップ新潟ってどんな会社?』でご紹介した株式会社SN@P新潟
そこで起業支援をする逸見覚社長は、起業支援を通して若者にどんなメッセージを伝えたいのでしょうか。まずは、逸見覚さんご自身の経歴をあらためて伺ってみました。

 

真似るだけでなく、本物から吸収したい!

ースナップ新潟を率いている逸見さんのファーストキャリアは、ラジオパーソナリティとのことですが、そこに至るまでの経緯を教えてください。

逸見覚さん:私はアナウンス学校の報道コースを卒業しました。就活の際は、報道系のアナウンス試験を受け、内定もいただきました。しかし、その選考の一方で、地元新潟に新しくできるコミュニティFMのラジオパーソナリティの募集情報も耳に入り、選考を受けてみたんです。そのコミュニティFM(株式会社けんと放送)の最終面接後、面接官の方が「うちには君が必要なんだ」と言ってくれ、面接以外の場でもたくさんお話をさせてもらったんです。既に内定をもらっていたテレビ局は、「内定をもらえただけで幸運」という存在なのに対して、自分を必要としてくれているけんと放送の存在は、大学生の私にはとても嬉しく感じたんです。

報道を専攻していた私がラジオパーソナリティになることは大きなチャレンジでしたが、必要としてもらえた喜びや使命感から、挑んでみることにしました。

 

ーそのチャレンジの中で、苦労したことは何ですか。

逸見覚さん:最初は「ニュースじゃないんだから」と指摘されることばかりでした。報道キャスターは適切に正確なことを伝えるのが役目です。話し手のパーソナルな部分は、聞き手が情報を受け取る際の妨げになるので、出さないように努めます。しかし、ラジオパーソナリティはその呼び名通り、話し手のパーソナルな部分をどんどん表現します。

また、けんと放送で運営するFM KENTOは、新潟市を中心に放送するコミュニティFMです。県全域で放送する競合ラジオ局との差別化を図る為に、流す曲を全て洋楽にすることになったんです。そうなると、パーソナリティとして曲名などを紹介する時に、カタカナ英語を喋っていることがとても格好悪く感じたんです。だから、一度けんと放送を退社して、ラジオ文化の最先端だったサンフランシスコのラジオ局で勉強するため留学しました。発音を学ぶことはもちろんですが、ラジオが流行を生み出しているところを肌で感じることが出来ました。

ーサンフランシスコから戻って代表取締役になるまでは、どのような歩みがあったのですか。

逸見覚さん:けんと放送を退職して渡米しましたが、サンフランシスコにいる間もけんと放送の後輩たちが連絡をくれていました。「逸見さんが戻ってくるまで、自分が繋ぎます!」というような言葉をくれて、切りたくない縁や絆のようなものがあったので、帰国後もけんと放送に入りました。そしてまた番組にも復帰させていただきました。それから結婚など、いろんな契機を経て徐々に経営の方に回ることになり、ラジオパーソナリティから経営者へシフトしていきました。

 

ー会社を辞めてサンフランシスコに行く行動力がすごいですね。

逸見覚さん:本場を見るということは、セルフブランディングの一つだと思っています。これは、起業予備軍の方々と話をするときもよく伝えていることです。例えば私の場合、ラジオ文化の最先端だったサンフランシスコに行ったという事実があるだけで、何となく箔がつきます。発する一言一言に重みが出て、周囲が一目置いてくれます。だから何かやりたいことがあるなら、若いうちに本場を見ることは大切だと思います。

起業という選択肢を持ってほしい

ー逸見覚さんは、起業家にはどんな人が向いていると考えますか。

逸見覚さん:起業家に関わらず全てに言えることですが、私は向き不向きよりも前向きという言葉を大事にしています。これはアナウンサー学校に通っていた時に、当時の先生が生徒たちにかけていた言葉です。アナウンサーも起業家も、向いているかいないかよりも前向きにコツコツと努力を積み上げる姿勢こそが大事だと考えています。

 

ー進路や将来に悩む若者に、逸見さんからメッセージをください!

逸見覚さん:より多くの若者に、起業という選択肢を持って欲しいです。20歳前後の子たちが自分の進路を決定することはとても難しいことですよね。就活期の多くの学生が、給与や福利厚生など、何となくで企業を選んで就職先を決めています。私はそんな学生たちに、自分のやりたいことを見つけて作り出す、起業という選択肢を提供したいです。

人事採用関係の仕事をするとき、学生たちがみんな変わり映えのしないエントリーシートを書くことに、私は違和感を感じています。「〇〇を担当してチームをまとめて、優勝しました」とか「チームワークを高めることができました」など、大体流れは同じです。しかしこれからの時代は、何事も無難にこなす都合の良い組織の歯車になる人よりも、1つでも何か突出した特技や個性を持っている人の方が評価されます。

そんな時代だからこそ、学生時代に起業を経験したりすることは価値のあることだと思います。それがたとえ、1年で倒産したとしても自分の考えを持ってチャレンジしたことは十分素敵な経験ですよね。学生時代、養う家族などがいないなら失うものってないじゃないですか。莫大な借金を背負って起業する時代でもないですし。だから起業という挑戦をすることはとても大きなメリットが得られることだと思います。

***

今回は、株式会社SN@P新潟の代表である逸見覚さんにお話を伺いました。
niigatabaseは、今後もスナップ新潟から輩出された起業家のルーキーたちを追い、その活躍をご紹介していきます。

起業支援とは、具体的にどんなことをしているのか、気になった方はぜひこちらの記事もチェックしてみてください!

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子どもを抱っこする木村愛子

記事を掲載した日

 2022/04/15

 

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