世界4連覇のCHIBI UNITY!強さの秘密はここにあった!スガダンスイノベーションに刻まれる、国友慎之助さんとメンバーの絆

CHIBI UNITYジュニア優勝写真

2023年2月、アメリカのロサンゼルスで開催された世界最高峰のダンスの祭典「VIBE DANCE COMPETITION(ヴァイブ・ダンス・コンペティション)」にて、史上初の4連覇を果たした「CHIBI UNITY(チビユニティ)」。

「VIBE DANCE COMPETITION」は、世界100チーム以上の中からジュニア部門は12チーム、アダルト部門(18歳以上)は18チームが出場します。

今回、CHIBI UNITYはジュニア部門で4度目の優勝。アダルト部門では、初出場ながら見事優勝。世界中を驚かせ、感動させる圧巻のパフォーマンスで史上初の4連覇、さらにジュニア/アダルト部門の制覇という偉業を成し遂げました。

その世界一のパフォーマンスはこちらでご覧いただけます。

【アダルト部門 CHIBI UNITY

 

【ジュニア部門 CHIBI UNITY

 

niigatabaseは、「CHIBI UNITY」の運営会社である「Dance Presentation UNITY」の総合代表である国友慎之助さんを昨年取材させていただき、国友慎之助さんご自身のダンスとの出会い、家族や周囲に対する愛情や感謝の思いを伺うことができました。

今回は、飛躍し続ける「CHIBI UNITY」の向かう先について。
国友慎之助さんがエンターテインメントを通じて見つめる先には、どんな光景が広がっているのでしょうか。
また、「CHIBI UNITY」はなぜここまで世界を魅了するパフォーマンスができるのでしょうか。
CHIBI UNITY新潟拠点であるスガダンスイノベーションで見た、強さの理由に迫ります!

 

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圧倒的な強さとプロ意識!CHIBI UNITY(チビユニティ)はどこに向かうのか

CHIBI UNITY演舞写真

 

ーまずは、「VIBE DANCE COMPETITION」での快挙、おめでとうございます!CHIBI UNITYはなぜここまで勝ち続けることができるのでしょうか。

国友慎之助さん:ありがとうございます。ここまでくるのに14年かかりましたが、お陰さまで今は世界中から出演やコラボレーションなど様々なオファーをいただいており、大会を受けての反響を実感しております。

CHIBI UNITYの勝因をひとことに収めることはできませんが、その一つとして、我々はパフォーマンスを通じて楽しもうとしているのではなく、日本のエンターテインメントで勝ちにいっているからだと思います。

大会でのCHIBI UNITYのパフォーマンスを構成してくれているのは、国内外問わず私がSNSなどを通じてスカウトした方なのですが、コンタクトをとる中で僕は世界観だけでなく”勝ちへのこだわり”を特に気をつけて共有しています。
「僕らは楽しむためにパフォーマンスをしているのではない。楽しんでいるのは当たり前であって、その先にやり遂げたいことや伝えたいことを果たすことが1番大事だと考えています。だから、勝つことを第一に考えて構成してほしい。僕らには考えつかないようなもの、勝てるものを作り上げてください」と。

 

ーなぜそこまで強い”勝ちへのこだわり”を抱いているのでしょうか。

国友慎之助さん:我々CHIBI UNITYのパフォーマンスを、日本国内に止めようとは思っていないからですね。むしろ、最初から海外を強く意識しています。

エンターテインメント自体を、世界に売りだしていける日本の一大産業にするために、僕はその一端を築きたいんです。そのために、まずは今年の計画として日本初の独立したダンス実業団を結成させるつもりです。世界中から後援会やスポンサーを募って、活動の持続可能な仕組みを作るのが僕自身の今の役目ですね。

なぜそんな大きな使命を感じているのかは、以前にもお話した通りですが、国を支えていくために僕にできることはエンターテインメント産業の世界展開だと思っているからです。CHIBI UNITYやメンバー個人たちが世界に通用するインフルエンサーへと育っていけば、世界中から日本や新潟に人や資本を集めることだって可能です。
そういった使命や役目のために、まずは”勝つ”しかないのです。

 

ー独立したダンス実業団、すごいですね。予定では今年の夏に発足とのことですが、運営体制などは現在と変わらず、主にCHIBI UNITYメンバーと国友さんで運営していくのでしょうか。

国友慎之助さん:現在「Dance Presentation UNITY」の社員は私1人です。CHIBI UNITYメンバーは基本的にみんなフリーランスです。この体制は、某大手お笑い事務所と似ています。人を雇ったり就労させる箱としての会社ではなく、個々で集まって後輩たちを育成するエコシステムを機能させるための貯金箱として機能させています。

また、CHIBI UNITYがCHIBI UNITYであることでダンスパフォーマンス以外の様々な依頼も入るので、ダンサー所属会社ではないことでその依頼に応じた価値を提供することができます。

現に、CHIBI UNITYはメンバー個々の持っているものに応じて、映像制作や振り付け、タレント活動、企画から事務処理までも、本当に多様な活動をしてくれています。

CHIBI UNITYアダルトチーム優勝

ーCHIBI UNITYメンバーやレッスンに通う子たち、様々な能力や個性を持つ子たちに対し、国友さんはどんな視点で向き合っておられるのでしょうか。

国友慎之助さん:若者にはやりたいことをやらせてあげる、ということが根本にあります。だから、ダンスが好き、仲間が好きでここスガダンスイノベーションに集まっている子たちには、本人が望む限りそれをやり続けられる環境を用意する、それだけですね。

とはいえ、「ダンスの才能がある子たちだけが生き残れる世界なのでは」や「ダンサーって安定していないのでは」など意見を抱く方もいるかもしれません。しかし、ダンスや表現が好きな子にとって、やりたいことや輝ける舞台はダンサーとしての道だけではありません。むしろ、エンターテインメントに携わる人の中で、ダンサーとはひとつの職種にすぎません。

だからこそ、どんな能力や個性の子にも、本人が望む限り活躍の場は作り続けたいです。

だって、日本には国民の3大義務の一つに「教育の義務」があるのですから。学びたい場所、望む道に対して、大人が環境を作っていくのは当然なことだと思っています。

 

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