特集 l 大人の自由研究 サステナブルな生活とは?お家で簡単にできるサステナブルな暮らしをご紹介!

サステナブルサムネイル

最近、注目されているワード「サステナブル」。
でも、知ってるけど何をしたらいいか分からない、やってみたけど続かなかった…。そんな方も多いと思います。

そんな方必見!お家で”簡単にできる”サステナブルな暮らし方を紹介します!

今回はサステナブルな活動を発信するフリーランスの山本望さんに、
・サステナブルとはなんなのか
・サステナブルな暮らしとはどんな事があるのか
お聞きしました!

山本望さん
やまもと のぞみ|フリーランス


1997年生まれ。愛知県出身。高校時代に1年間アメリカへ留学したことや、大学で入ったボランティアサークルがきっかけでサステナブルの道に目覚める。大学で立ち上げた団体を通して環境問題やサステナブルな取り組みを伝える活動を行っていた。

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そもそもサステナブルとは?

SDGsGOALS
参照:外務省HP

単語サステナブル(Sustinable)は、Sustain(持続する)+able(〜できる)からなる言葉で、「持続可能な」という意味があります。

“持続可能な”社会を実現するために、現在、世界中の人たちが共通の目標のSDGsとして取り組みを始めています。
SDGs(Sustinable Dederopment Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継となる、2015年9月の国連サミットで採用された「持続可能な開発目標」のこと。

2030年までに持続可能でより良い世界を目指すことが目標です。キーワードは、地球上の「誰一人取り残さない」(Leave No One Behind)。発展途上国のみならず、先進国が取り組むものであり日本でも積極的に取り組まれています。

17のゴールと169のターゲットから構成されており、それぞれは連鎖していることによりそれらを達成することでサステナブルな社会を作ることができると言われています。

ゴミに絡まって動けなくなったウミガメ
参照:Pinterest

その中でも、私たちの暮らしの近くにあるのが「ゴミ問題」。これはSDGsの11.12.14に主に繋がると言われています。

ゴミは、私たちの通常の生活から沢山排出されています。

そして、そのゴミは無くなることはなく、細かくなり目に見えない大きさのゴミ…「マイクロプラスチック」となり私たちの身体に入って行くそうです。

また2050年には、海に流れつくプラスチックゴミの重量が魚の重量を超えるという試算も出ています。

この現状は、私たちがこれからの時代を生きていくためには、全く持続的ではないですよね。
どこか遠くで起こっていることを他人事として捉えるのではなく、自覚し改善していく必要があります。地球環境を壊さず、資源を使いすぎず、未来の子どもたちの世代にこの地球を残していきましょう。

 

気付いていない所であなたもすでに行動しているかも

このように言葉で聞くと、堅苦しくて難しそうって思いますよね。

でも実は…気づいていないところで、あなたもきっとすでに行動しているんです!

例えば最近有料化となった、ビニール袋。わざわざお金を払いたくないな〜と袋を断ることもサステナブル。
家の電気代が気になるから使ってない時はこまめに消すことも、しっかりとサステナブルアクションに繋がります。

そう、サステナブルな暮らしは大きなことをしなくてもいいんです。
小さなことから目を向け、できることから始めてみましょう。

 

簡単!暮らしに取り入れるサステナブル!

では、他にも手軽に始められるサステナブルアクションはあるのでしょうか?
山本望さんが実際に行っていることや、みなさんが今日から簡単に始められるものをご紹介していきます!

マイボトルを持ち歩く

1番手軽に始められるサステナブルアクションがマイボトル。しかし、マイボトルを買うだけがゴールではありません。その後も使い続けることで意味があります。

せっかく買ったボトルも使わないで眠っていたら、それこそゴミが増えていってしまう一方ですよね。そこでマイボトルを持ち歩くことが苦手な方でもできる、マイボトルのデメリットに合わせてアクションをご提案!

 

1.手に取りやすい場所に保管
マイボトル

 ペットボトルと比べると重くて、ついつい今日は荷物が少ないからいいか!と思いがち。そんな日でも苦にならずに持てるように、目が届きやすい場所に置くことがポイント。あとはお気に入りのデザインを選び、持ち運ぶことが楽しみになったらこっち勝ち!

取手の付いているタイプもあるので、それぞれの使いやすさに合わせて選ぶのもおすすめ◎

 

 

2.給水スポットを知っておく
mymizuアプリ

ボトルを持ったものの、中身がなくなってしまったときに、ただの荷物になることもありますよね。そんなときに便利な給水スポットを簡単に知れるアプリがあるんです!
▶︎詳細mymizu https://www.mymizu.co/home-ja

給水回数を記録することで、ペットボトルの削減数も可視化してくれるのでモチベーションもアップ♪

また、無印良品にも給水できる店舗もあるので、街中で気軽に水をゲットできます。
▶︎詳細https://www.muji.com/jp/ja/stories/food/520171

 

 

洗剤を変える

実は、ポリエステルや化学繊維を使った洋服を洗濯するとき、上記にあった「マイクロプラスチック」が大量に流れ出ています。また、洗剤の中に落ちを良くするために化学物質が使われています。それらは無くなることなくそのまま海に流れてしまいます。目に見えないゴミなので、魚に蓄積して私たちの身体にも蓄積されるとも言われています。

そのため、普段使っている洗剤を変えるだけでサステナブルアクションにおすすめな洗剤をご紹介!

ecostore(エコストア)
▶︎詳細https://amzn.asia/d/jiPDPf7

ニュージーランド発オーガニックプランド。リフィルできる店舗もあるため、ゴミを減らしてお財布にも優しいサステナブル。
洗濯用洗剤の他にもハンドソープや歯磨き粉もあり集めると自然に地球に優しい暮らしに近づきます。

重曹
▶︎詳細https://amzn.asia/d/0b5qWpD

気軽に手に入れることができる重曹。消臭効果があり◎洗濯だけでなく、お掃除や他のことにも使えるので1つあれば万能なこと間違いなし。
デニムやニットは服の状態を保つためにも、毎回洗わなくてもよいと言われています。洗濯のたびにゴミを排出することになるので、そもそも回数を見直してみるのもサステナブルアクションに繋がります。

 

 

コンポストで生ごみをなくす

コンポスト  SDGsGOALS

最後にオススメしたいのがコンポスト

“ごみ”を日常に使えるものに作り替えることができます。

残飯を土に還すことにより、より栄養価の高い土ができ、野菜や植物を育てることができます。始めに揃えるものがあり慣れるまでに時間がかかりますが、長期的に使うのに適しているものです。

◯気軽に始めるなら、LFCコンポスト
▶︎詳細https://lfc-compost.jp

1回づつ定期便で届くので始めやすいです。
専用のジップ付き袋がついてくるので、虫が湧きにくく安心。
人数や生ゴミの量に合わせて、回数も調整できるので嬉しいですね。

◯お手頃に始めるなら、地域役所をチェックor DIY
市民だと安くゲットできる地域もあるとか。チェックしてみると良いと思います。
また、お庭やベランダに自分で作る方も増えてきます。世界に1つだけの愛着の湧くコンポストだとウキウキしますね。

コンポスト
参照:Pinterest

 

おわりに

お家で簡単にできるサステナブルな暮らし方のご紹介はいかがでしたでしょうか?

サステナブル」と聞くと難しいと感じることもありますよね。
私自身も「一人がやっても意味ないな〜」とストレスに思うこともありましたが、まずは自分から!と思い出来ることから始めました。


楽しくできること“が1番サステナブルの源になると私は思っています!


上記の方法はもちろん他にも、、、

・カフェではストロー・プラスチック蓋をもらわない
・外で喉が渇いたら、紙パック・ビンのもの選んでみる
・友達とゴミが出ないように持ち寄ってピクニックをする
・必要以上の食材を買い込まない
・着なくなった服は友達と交換する
・使わなくなったタオルは小さく切って雑巾にする   などなど、、、

少しづつ紐解いて自分ができる範囲で楽しく出来るアクションをしています。


ぜひ、みなさんのお気に入りアクションを見つけてみてくださいね!
1人の100歩より、100人の1歩が世界を変えるかも♪


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サステナブルな生き方をする山本望さん

   
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